霊石ここにあり

去年の暮れから
私の頭の中は
奈良国立博物館”糸のみほとけ展”一色でした

２６日に閉幕
私の平成最後の夏も終わりましたm(_ _)m
それは充実した一生忘れることのない感動の夏となりました

この奇跡の展覧会を企画し開催して下さった、
内藤栄学芸部長を始め奈良国立博物館の皆様本当に有難うございます
<(_ _)>

”糸のみほとけ展”は
糸・織・刺繍の世界にそして
美術・展覧会の世界に
大きな足跡を遺したと強く感じます。
それはジワジワ拡がって行きます

糸のみほとけ展は
国宝　綴織當麻曼荼羅の修理完成記念特別展
　
この當麻曼荼羅を一夜にして織り上げたと言う
中将姫
ゆかりの寺院　當麻寺　中乃坊には
中将姫誓いの石　霊石がある

男僧の修行道場だった當麻寺、姫様が門前の石の上で一心に読経、その功徳で足跡が刻まれ、
この奇跡で女人禁制がとかれたと伝わる
１２５０年以上たってもなお
この石に刻まれた足跡は感動をくれる

きっと
糸のみほとけ展の足跡も後世に大きな影響を与え
語り継がれるに違いない

糸のみほとけ展は沢山の素敵なご縁をくださり
そして
鑑賞された方々とは
感動の共有を楽しんでおります

これを糧に精進し邁進してまいります